ぶどう園の木彫り看板完成!オーダーメイドは幸せの連鎖が生まれます。

木彫り作品が誰かの夢を叶えるって信じられますか?

 

突然オーダーのお問い合わせを頂いたのは2019年の12月。

 

やり取りをしながら制作の過程をお伝えして、

正式に制作の依頼を頂きました(*^_^*)

 

今回は文字のデザインも含めて依頼を頂いたので、

同じ山口県だったこともあり、

看板として使用する桜の板の受け取りも兼ねて現地に一度お伺いしようと思ってたんです。

 

が・・。

 

新型コロナウイルスの影響でなかなかお伺いできず・・・。

 

その後、5月末にようやくお伺いすることが出来たのですが、

ご依頼から数カ月という期間の中でいろいろなやり取りをさせて頂きました。

 

まだお会いしたこともないのに、

なんだか不思議なほどにお互いの事を打ち明けていく。

 

きっと木彫りが繋いでくれた特別なご縁なんだなとその頃から感じ始めてました(*^_^*)

 

そして初めてお会いした日。

すごく素敵な雰囲気のご夫妻が農園で迎えてくださいました。

 

たくさんメールでやり取りしていたせいか、初めて会ったけど初めてじゃないような。

メールでやり取りしていた通りの優しい方。

 

農園で感じる空気感、お客様との会話から看板の文字デザインのイメージを膨らませていく。

 

当然パッと出てくるものではなく、

何日もかけて少しずつイメージを固めていく日々。

 

出てきたキーワードは「自然、風、植物、鳥」

こういうイメージ(*^_^*)

 

紙に書いては消す。

何度も何度も繰り返しながら僕なりにデザインを固めていくと

ある日、これだなと思えるデザインが目の前に!

 

だいたいデザインを決める時ってこういう感じなんです。

 

なかなか決まらないなぁと思いながら描き続けてると

突然これだなと降ってくる瞬間がある(*^_^*)

 

お客様もこのデザインをすごく気に入ってくださったので

今度は木に描き映していく。

看板の板が大きいので一文字ずつ印刷して位置を決めていく作業。

 

これがすっごい大事。

ちょっとでもズレたら雰囲気変わるし、角度も高さも慎重に決めていく。

 

何度も微調整を繰り返して、ここだなと納得できるまでやる。

 

 

決まったら木に描き映して、

いよいよ彫りはじめ!

もうね、下描きが出来たら早く彫りたくてしょうがなくなるんですよ(笑)

 

この木を彫るときの感覚。

彫ったときの音。

木の香り。

木が見せる表情。

 

全部好き(*^_^*)

 

看板を木彫りで制作するのはいろんな彫り方があると思うんですけど、

今回は文字の輪郭を三角鑿(のみ)を使って彫り始めてみました。

使う刃物はこれが良いかな?こっちも使えるかも!

そんな風に考えてると周りに刃物が増えていく(笑)

 

そして新しい刃物が欲しくなる^m^

 

持っている中から彫りやすい刃物を探していくのも楽しかったりします(*^-^*)

まぁまだ手元にあるのは50本程度なので探すって言っても限られますけどね(^-^;

 

こうして彫ったところと彫ってないところを見ると全然違いますよね!

これが木彫りなんです(*^^)v

 

木彫りって木を彫ることで木に陰を創造するものづくりでもあるんです。

 

木に陰が出来るっていうと暗くなる印象があるかもしれませんけど、

陰が出来るっていう事は反対に光を生み出すことにもなるんです(*^_^*)

 

彫れば彫るほどにこの1枚の桜の板が活き活きしてくる!

もっと彫りたい、もっと彫りたい。

焦っちゃダメですけど、集中して農園の景色と雰囲気、お客様との会話を思い出しながら彫っていきました(*^-^*)

 

 

彫ってて思ったんですけど、

パソコンとかで打ち出したフォントの文字は直線が多いので彫ってても比較的彫りやすい。

 

でもこのデザインした文字は直線がほとんどない(笑)

 

デザインしたのは・・・はい、自分です(笑)

 

自分で彫る難易度をグッと引き上げていたことに気づいたわけですが、

でもやっぱり直線的じゃない、曲線的な柔らかさが文字の雰囲気を優しくしてくれるのは間違いない事実。

 

彫るのが難しくなったとしてもこれが僕の木彫りなんですよね(*^_^*)

 

彫り始めてから1カ月以上。

ようやく一通りの粗彫りが出来ました!

(画像のピントがいまいちだな・・)

一見、ちゃんと彫れてるように見えるかと思いますが、

まだまだこれから細かいところを仕上げていきます!

 

近づいてよーく見るとまだ際が彫り切れてない。

看板なんてそこまで近くで見ないから大丈夫って思う人もいると思います。

 

その通り!(笑)

たぶん農園に来られたお客様はそこまで見られないと思います。

 

 

ここからは作家としてどこまでやるかということなんです。

 

僕はまだ納得いってないのでとことん彫っていく。

そしてここまで彫りました!

っていう画像を載せようと思って探してたんですけど、

撮影していないという事が判明(^-^;

 

しかも全体の彫り終わり写真も撮ってなかった・・・。

 

ということで、

文字に墨入れしていきます~。

墨を入れていくのは彫るときより緊張する(>_<)

はみ出してもダメだし、筆を墨に浸けてから実際に塗るところまで筆を移動させる間にポタって落ちたりしたらアウト(^-^;

 

ヒヤヒヤしながらも、確実に雰囲気が変わっていく看板を見てニヤニヤしてました(笑)

 

そして墨を入れ終わった状態がこちら!

良いですね~(*^-^*)

看板!って感じになりました!

 

ここまで来れば一安心(*^_^*)

 

あとは墨が乾燥したら仕上げに屋外用の塗料を塗っていくだけ!

 

今回使用した塗料はルビオの屋外用塗料。

塗料を販売してくださってるMさんにも看板の使用方法を踏まえて塗料の選択を確認すると問題ないとの回答を頂きました!

 

そして屋外用の塗料を塗り終えた木彫り看板がこちら!

カッコイイ~!(>_<)

屋外用の塗料を塗ったことで木目が際立って、また桜の木の色味もハッキリ出ました!

 

自画自賛ですが、すごく良い(笑)

 

 

看板の完成から約半月。

いつも僕の都合で良いと言ってくださるお客様に甘えさせて頂き、

すでに今年の農園はオープンしていましたが、お納めさせて頂きました!

 

完成した看板を見たオーダー主である農園のご夫妻はすごく笑顔になって、もう何も言わなくても喜んでくださってるのが分かる(*^_^*)

 

看板をお届けしたときに撮影させて頂いた写真。

掲載の許可は頂きましたので載せさせて頂きますね!

嬉しそうなご主人!

この表情が見れただけで本当に頑張って制作して良かったと思えました(*^-^*)

 

看板をお届けしたときに来られていたお客様からが羨ましがられてたというお話を後日聞いて

それもまた嬉しかったなぁ~!

 

 

そしてね、何より僕が嬉しかった言葉。

 

「夢が叶いました」

 

看板をお届けした日の帰り際にご主人から言われたこの言葉。

 

自分が出来ること、木を彫ることで誰かの夢を叶えることが出来たということ。

木彫りしてて良かった(>_<)

 

この看板の制作は本当にたくさんのものを僕に与えてくださいました。

 

お客様にもとても感謝されたんですが、

それと同じかそれ以上に僕自身も感謝の気持ちでいっぱいです!

 

 

そしてお届けした看板ですが、

農園の今季のオープン期間は間もなく終わるので来年にという話もありながら

すでに設置場所も確保されていたことから時間が取れたら設置するかもとお話しされてたんです。

 

どうなったかと言いますと、

看板をお届けした翌日に設置されました!(*^-^*)

この写真の掲載許可も頂きましたので載せておきます。

 

翌日っていうのがまた僕にとっても嬉しくて、

いかに看板が届くのを楽しみにしてくださってたかっていうことですよね!

 

 

これからこの看板の前で記念撮影される方が増えると思うんです。

 

今までは僕とオーダーしてくださった農園のご夫妻との思いを乗せていった看板ですが、

これからは農園とそこに訪れるお客様の思い出もこの看板と共に増えていく。

 

パソコンで打ち出した文字をレーザー加工などの機械で作られた看板だったらここまでの思いは乗りませんし、

見る人の心も動かないと思うんです。

 

でもこの看板は僕の思い、そして農園のご夫妻の思いがしっかり込められているので

きっと見る人の心を動かし、たくさんの笑顔を生み出してくれます!

 

手仕事っていうのはそういう思いをものに乗せる力があります(*^_^*)

 

大量生産は出来ないので多くのオーダーは受けられませんが、

1つ1つ丁寧にお客様と向き合いながら木彫りを通して思いを形にしていきたいと思います!

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