【オーダー作品】木彫りで作る可愛い癒し猫ちゃん完成!
オーダー頂いた癒し猫ちゃんが完成しましたので
制作の一部始終をまとめておきます~!!
猫好きなお客様の目に留まった僕のオリジナル作品の癒し猫。
日常で起きた出来事やいろんな思いが重なり、
癒し猫ちゃんを手にしたいということで制作依頼を頂きました(*^_^*)
確か最初に僕の事を知ってくださったきっかけはテレビで見たからだったかな。
偶然とは言え、ご縁があったことはとても嬉しいです(*^-^*)
お客様の希望もあって癒し猫ちゃんのサイズは高さ5cm!
僕が作っていた癒し猫ちゃんは倍くらいの大きさだったので
だいたい半分くらいのサイズに調整する必要があったんです。
実際に高さ5cmで下絵を用意してみると、
肉球とかけっこう小さい!(>_<)
でも大丈夫(*^_^*)
細かいのを彫るのは結構得意なのでこのサイズで問題ないと判断し制作をお受けすることになりました(*^-^*)
このサイズ感!
小さいってそれだけで可愛いですよね~!
実は癒し猫ちゃんは以前制作してから下絵となるデザインをちょっと修正してたんです。
自分の下絵が気に入らなくて・・・(笑)
その後、自分で彫るのは初めて(*^_^*)
僕自身も前作とどういう違いが出てくるのか楽しみな作品でもあったわけです(*^^)v
いつものことながら最初は鑿(のみ)で彫っていく。
頭は耳があるし、底面に当たる部分もある程度そのまま完成まで持っていくので
木を傷つけないようにタオルも間に当てて万力で挟んでます(*^_^*)
ちょっとひと手間が作品の質を上げてくれますね!
形がザックリと出てきたところで顔を描いてみた。
ん~、まだ可愛くない(笑)
顔の形状が整ってないと目鼻口を描いても変な感じだなぁ(^-^;
痛いかもしれないけどごめんね~(笑)
って言いたくなるような一枚(笑)
小さな鼻をそれなりの大きさの印刀で出していく。
鼻は顔の中心になってくるので、
この鼻の位置や角度ってけっこう大事。
ちょっとズレたり傾いたりするとそれだけで印象変わっちゃうんですよ(*^_^*)
慎重に微調整を繰り返していきます。
だいぶ猫ちゃんらしい形になってきたところで手に乗せてみると・・・
もう可愛い~(*^-^*)
木彫りならではの手作り感とものづくりならではの自由なサイズ感!
やっぱり木彫り好きだなぁ^m^
このまま時間をたっぷりかけて猫ちゃんと戯れながら仕上げていった結果。
こんな感じになりました~!(*^_^*)
肉球もしっかり彫って、
表情も出て来ましたね!(*^_^*)
まだ目は鉛筆で線を描いただけですが(笑)
そして隣に並んでるもう1つの木!
まだお伝えしてませんでしたが、今回お客様は2体の癒し猫ちゃんをオーダーしてくださったんです!
もちろん意味があって2体なんですけど、
これはまぁプライバシーにも関わってくることなので伏せておきます(*^。^*)
画像を見て頂くとわかると思いますが、
2体目の癒し猫ちゃんは1体目と左右反転してます!
この左右反転は元々予定してなかったんですけど、
2体目を準備してるときに思ったんです。
全く同じデザインで彫って、それを並べた時に同じ方向に傾いてるのってどうなんだろう。
変じゃないけど、
お互いの方に傾いてる方が可愛いんじゃない?(*^_^*)
ということでお客様に提案したところ、
そうしましょ~!っていうことになったわけです(*^-^*)
左右反転してるので全く同じじゃないけど、
反対になってるだけなので大きな違いはないですね。
2体目の制作過程はある程度省略。
1体目を作ってた時に手乗り猫ちゃんの写真が可愛かったので
2体目の癒し猫ちゃんでもやってみました(*^^)v
いや~、やっぱり可愛い^m^
後ろに1体目の癒し猫ちゃんが写ってますね(笑)
最後は2体の癒し猫ちゃんのバランスを見ながら目を彫っていきました。
やっぱり目は緊張しますね。
わずかな線の違いが猫ちゃんの表情とか作品の印象まで変えちゃいますから(>_<)
彫り終わったらワックス塗って乾燥させて、
完成写真はこんな感じになりました~!(*^-^*)
ニヤニヤしちゃうね(笑)
ミニ畳の上に乗せて撮ってみました(*^_^*)
角度を変えて何枚か撮ってみたので載せますね!
癒されますね~(*^-^*)
この柔らかい質感がどこまで伝わりますかね~!
紙やすりを使わないこと、
何度も彫刻刀を研ぎ直しながら丁寧に表面を仕上げていくことでしか表現できない質感。
わずかに残る彫り跡が木彫りらしさも残しながら
ぬいぐるみらしい柔らかさを感じさせてくれる。
そこにあるだけで癒してくれる癒し猫ちゃん。
こういう作品が家に飾ってあると目にするたびに心が癒されていく。
今回この木彫り作品をオーダーしてくださったお客様にお届けするのは
おそらく来月になるんじゃないかと思ってます。
今はまだ僕の傍にいるけど、
それからはお客様の人生と共に過ごしていく。
この癒しがしっかりと届きますように(*^_^*)