彫刻刀を研いでみたことがありますか?
いや、そもそも研がないといけないって事を知らなかったかもしれませんね。
実は僕も木彫りを始めたばかりの頃。
木彫り入門として書籍を購入したわけでもなければ弟子入りしたわけでもなく、 彫刻刀を研がないといけないという認識がありませんでした(^_^;)
おかげで気づけば切れない彫刻刀で何年も彫ってました・・。
でも、もっとちゃんと木彫りを楽しみたいと思いプロでも使えるという彫刻刀を購入!
この彫刻刀の切れ味に衝撃を受けたのを今でも鮮明に覚えてます。
「これが本物の木彫りなんだ!」
「木彫りってこんなに彫るのが楽しかったんだ!」
いかに木彫りは道具が大切か、 いかに彫刻刀は研ぎが大切か、 それを身を持って時間した瞬間でもありました。
その後、砥石を購入して研ぎに挑戦するも彫刻刀の形が変わるほど下手くそで、研ぐことを諦めようと何度も思いました。
それでも僕は木彫りの楽しさを伝えていきたいという思いが強かったので、諦めずにとにかく練習したんです!
とにかく練習!ひたすら練習!
半年くらい経った頃、ようやく研げるようになってきた手ごたえが!
この時は嬉しかったですね~!
「研ぎは一生!」 よく言われる言葉です。
どんなに研ぎが上手い人でも常に上を目指している。
木彫りはそういう世界だと僕も実感してます。
そしてある程度研げるようになってからは木彫りがもう楽しくて楽しくて!
元々大好きだった木彫りがもっと大好きになりました!
でも研ぎで苦労したからこそ、 あなたには少しでも苦労して欲しくない。
そういう思いで僕が身に付けた研ぎ方のコツやポイントをテキストに画像と文章でまとめました!
これだけでも正しい研ぎ方の基礎が理解できるのであとは練習すれば確実に上達します!
でもやっぱり研いでみて、上手く研げない時にどうすれば良いのか分からない事も多々あります。
だからこそ、彫刻刀を画像で見せて頂いた上でアドバイスさせて頂く個別サポートが必要だと判断。
研いだ彫刻刀を見ればあなたの癖がわかっちゃうんですよ。
それは僕自身が研げない時期に試行錯誤を繰り返してきた結果、研いだ時の刃の状況で修正方法がわかるようになったから。
しっかりと刃の表面がわかる画像を送って頂く事で、通信講座でも直接指導するのと変わらないくらいの指導が可能です!
今はまだ彫刻刀の研ぎ方もわからなければ、切れ味が良いか悪いかさえわからないと思います。
でもこの講座で研ぎ方を学び、経験を積み重ねていく事で、彫刻刀の状況が良いのか悪いのか判断できるようになります!
「あ、ちょっと切れ味が落ちてるから研ぎ直そうかな!」
こういう判断が出来るようになる!
そして研ぎ直した結果、彫るのが気持ち良くてしょうがない!
木彫りの本当の楽しさを味わうには研ぎを身に付ける事。
その為のサポートを木彫家の大二郎がさせて頂きます!
またこの「研ぎ道場限定講座」の受講と同時に彫刻刀の購入も可能です!
用意している彫刻刀は2種類
・俊昭(太平治に名称変更) 4本セット 7,750円
・晟 4本セット 10,000円
どちらも平刀、印刀、丸刀、三角刀の4本です。
価格が高い晟の方が彫刻刀としてのモノは良いのですが、 太平治でも十分に使えますので予算で決めて頂いて大丈夫です!
ちなみに晟の場合はご依頼後に鍛冶屋さんに発注しますので2週間ほどお時間頂きます。
■「研ぎ道場限定講座」のシステム■
・研ぎのテキスト
・彫刻刀(希望者のみ)
●料金
月額3,000円
初回のみテキスト代5,000円と送料360円が別途必要になります。
●受講期間 定めなし。
指導してもらう必要がないと判断された時に退会を申し出て下さい。
●支払方法
・ゆうちょ
・銀行振込
・Paypal(クレジットカード)
肝心の砥石は?
と思われた方もいるかもしれませんね。
砥石に関してですが、研ぎを学びたいという方の中にはすでに砥石をお持ちの方の少なくないようなので教材に含めるのはやめました。
必要に応じて購入して頂けたらと思います。
ここに木彫家の大二郎がオススメする砥石を記載しておきます。
必要だと思う物を選んでください。
またどうしても自分で購入するのは不安だという場合は、ご相談頂ければ準備させて頂きますので気軽に声を掛けて下さい。
●キング(中砥石)1000番
1番使用頻度の高い砥石。
最初に1つだけ購入されるならこれです。
●キング(仕上げ砥石)6000番
中砥石で研いだ後にこの仕上げ砥石を使う事で刃の表面は鏡面に。
そして切れ味もよくなります!
●キング丸刀用(中砥石)1000番
丸刀を研ぐときに便利な溝が最初からついているタイプの砥石。
丸刀を研ぐときはこの砥石があると良いですね!
●キング丸刀用(仕上げ砥石)4000番
丸刀を研ぐときに便利な溝が最初からついているタイプの砥石。
仕上げ砥石としては比較的荒目の砥石ではありますが、問題ありません。
●ツボ万アトマエコノミー本体 中目
これは中砥石や仕上げ砥石など平面の砥石の面を整える時に使える砥石です。
表面が凸凹になると良い状態で刃が研げなくなるので砥石同士を擦り合わせて表面を平らにしておきましょう。
ツボ万 アトマエコノミー本体 中目 ATM75-4Eの購入はこちらがオススメ
●キング(荒砥石)300番
何もない時は使いませんが、刃が欠けてしまった時や、大きく刃の形を変えたい時などに使います。
オススメの砥石は今後変更する可能性もありますが、現時点でこれから研ぎを始めようと思われる初心者の方に手にして欲しい砥石です。
すべて人工的に製造された砥石です。
天然砥石というものもありますが、初心者の方にはオススメできません。
というのも天然砥石は品質が安定していなかったり、稀に異物が混入していることも考えられます。
それよりは品質が一定である人造砥石を使われることをオススメします。
とにかく研ぎは基礎を知り、ひたすら練習!
続ける事で確実に上達しますが、納得できる研ぎ方が出来るようになるまでにある程度時間が必要になります。
そんな研ぎを独学で身に付けようと思うと、正しいのかわからない研ぎ方を常に模索しながらになります。
でもこの講座を受講する事で正しい研ぎ方がまず知識として身に付きます。
その上で研ぎを実践するので研げるようになるまでにスピードが格段に違います。
研ぎの基礎が身に付けば彫刻刀だけでなく、包丁なども研げるようになりますので 木彫りはもちろん普段の生活までも充実してきます!
研ぎを学んで一緒に木彫りを楽しみましょう!(^○^)
「研ぎ道場限定通信講座」の生徒募集は不定期!
興味がある方はお気軽にご連絡ください。
また研ぎ方も学べる木彫り入門通信講座web「D.Family」の募集はメルマガにて情報をお届けしますのでこちらから登録しておいてくださいね!