2026年の干支「午」の木彫り作品完成!!
木彫りが持つ力。
これが世界を優しくできる。
本気でそんなことを思ってます。
木彫り作品を通して癒しを届けたい。
そんな僕がデザインし制作してきた2026年の干支「午」が完成しました!(*^_^*)

ちょこんと座ってる感じが可愛い(*^_^*)
木彫り作品を制作する時にいつも悩むのがデザイン(笑)
見る人の心が少しでも癒されるように、
可愛い作品にしたい。
いつもそんな思いでデザインを起こしていくわけですが、
「馬ってどうやったら可愛くなる?」
どっちかって言うとカッコイイ系のイメージが強い馬なので、
馬らしさを表現しつつ可愛くするにはどうしたら良いのか。
悩みながら何度も下絵を描き直してたどり着いたのが
完成したお馬さん。
座らせるという本来は馬がしないであろう格好をしているわけですが、
これはぬいぐるみらしさも取り入れた僕らしいデザインでもあると思ってます(*^_^*)
本物の馬を彫るのとは違って、
馬らしさを取り入れつつ、可愛く仕上げる。
そのために、目の位置を少し下げたのも1つのポイントです^ ^
今回の木彫りのお馬さんで僕が最も好きな角度があります(*^_^*)
それはちょっと斜め上からの視点。
こういう角度です!

すごく愛らしい〜。
見るだけでほっこり癒されます(笑)
制作中に一番悩んだのは立て髪と尻尾の毛ですね。
毛束感はどうするのか、
毛の流れはどうするのか、
いろいろ悩みながら彫り始めたんです。
当初はけっこう毛並みに動きをつけてみたんですけど、
ちょっと馬らしさから離れちゃう感じがしたので、
徐々に落ち着かせつつ、
1つ1つの毛束を長く取るように調整していきました。
馬の毛って長いんですよ。
この辺りは本物の馬の要素を少し取り入れたところになります^ ^
そしてこれは他では公開してなかったんですけど、
底面から見た画像。

木彫りをする上で最も彫りにくい木口に当たるところなので、
彫らない方が楽なんですけどね。
でも僕としては1つの作品を作る上で、
この馬には命が宿るものだと考えてるんです。
だから彫らない場所を作るっていうことがすごく違和感なんです。
すべて彫ることでようやく作品になる。
この感覚は伝わるかわかりませんが、
だからこそ僕は普段目に見えないところにも刃を入れていく。
木彫りしたことがある人はわかるかもしれませんが、
木口にこういう彫りをするのはめちゃくちゃ彫りにくいんです(^_^;)
基本的に逆目になるんです。
それでも頑張って彫りました(*^_^*)

どうですか?
なんとなくお馬さんの感情みたいなのが感じられますでしょうか(*^_^*)
今回のこのお馬さんは僕の地元である山口県防府市で開催される
防府市美術展に出展させてもらいました!
会期は2026年12月3日から12月7日まで。
山口県にお住まいの方とか、
もし足を運べる環境にある方は山口県防府市にある防府駅の目の前。
アスピラートにて開催されていますので、
見ていただけると嬉しいです(*^_^*)
この防府市美術展に出展したのは僕も初めてなんですが、
一応入選という形で展示期間中に作品展示をしていただいている状態です。
もう12月に入り、2025年も残り1ヶ月を切りましたが、
来年の干支が完成するとちょっとホッとしますね(笑)

12月もやることいっぱいであっという間に過ぎていきそうですが、
みなさんが少しでも心穏やかに新しい年を迎えられますように。
この作品を見て少しでも癒しと希望をお届けできていたら幸いです(*^_^*)

