彫刻刀の研ぎが上達するポイントは力の掛かり方にある。

感覚的な事を言葉でいかに伝えられるか。

 

僕はこれが良い先生かどうかの分かれ目だと思ってる。

 

特に木彫り通信講座をやっているので言葉と画像だけで生徒さんに伝わるようにカリキュラムを用意するのが大切!

 

今回新たに彫刻刀の研ぎ方のテキストに追加したのは研ぐときの持ち方。

 

木彫家の大二郎は基本的に彫刻刀を片手持ちで研ぐので、研ぎ方のテキストに掲載していたのは片手研ぎの持ち方のみ。

 

そうは言っても片手よりも両手の方が研ぎやすいという方が居るのはわかっていたので、両手持ちで彫刻刀を研ぐときのポイントを研究してたんです。

 

基本的な理論と考え方は片手研ぎの時と同じ。

この図がポイント。

どういう事かと言うと、

彫刻刀を砥石に当てる時に下方向に掛かる力と上方向に掛かる力が同じになるのが理想なんです。

 

どちらかの力が強く働く傾向があれば彫刻刀は傾きやすくなる。

 

逆に言えば上下の力が同じになれば彫刻刀は傾き難くなる。

 

この力が加わる方向は持ち方で大きく変化する事に気づきました。

 

すでにテキストには片手持ちの時の支点によって力を安定させるポイントを記載させて頂いてましたが、

この度、両手持ちでも同じように力を安定させる持ち方とポイントを新たに追加掲載させて頂きました!

 

今までどうしても研ぐときに彫刻刀が安定しなかった人は必見!

 

原因は持ち方だけかもしれません。

もしそうだとしたらこの持ち方のポイントを知るだけでグッと研ぎの技術が向上します!

 

刃物が切れると木彫りはもっと楽しくなります。

そして研ぎが出来ると彫る楽しさが持続します。

 

ポイントを知っているか知らないか。

この差はとても大きい。

 

木彫家の大二郎が開発した彫刻刀の研ぎ方のオリジナルテキストは木彫り入門通信講座web「D.Family」の受講者全員にお届けしています!

 

木彫り入門通信講座web「D.Family」は不定期募集。

最新情報はメルマガにてお届けしているのでこちらから登録をしておいてくださいね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)