彫刻刀で真っ直ぐ彫る方法

こんばんは。

木彫り作家の大二郎です!

4月から始まった木彫り教室では生徒さんが1つ目の作品を完成させました!
幾何学模様のコースターは印刀の使い方を主に覚えるために作品。
木彫りを始められたばかりの時は彫刻刀の持ち方からで、

当然印刀の使い方もおぼつかない状態。

それが1つ目の作品を完成させた今ではかなり自然に彫れるまでに!

教える側としても本当に嬉しい(*^_^*)
そんな木彫り教室でも、木彫り通信講座でも同じ質問がありました。
「真っ直ぐ彫れません」
確かに最初は真っ直ぐ彫るのは難しいですよね。
でも木を知る事と練習で真っ直ぐ彫れるようになります(*^^)v

ブログの記事でも書きましたので

まだ読まれてない方は参考にしてみてください。
http://ameblo.jp/woodpeluche/entry-12027181477.html

そしてその続きというか彫刻刀による注意点をこのメルマガに書きます!
大事なのは彫刻刀の角度です。

三角刀や丸刀の場合だと木に対して平行に近いのか垂直に近いのか、

どの角度に刃を入れるのかで彫る深さが決まります。
この角度調整で出来るだけ浅く彫れる角度を見つける事が大事です!
じゃあ印刀はどうかというと、
三角刀や丸刀と同じように上下の角度調整も必要ですが、

左右の角度も気を付ける必要があります。

どうしてかというと、三角刀や丸刀は点で彫る彫刻刀なんですけど、

印刀は線で彫る彫刻刀だからです。
わかりますかね?(^_^;)

どの彫刻刀でも線が彫れるじゃん。

って感じですか?

彫刻刀を木に当てるという形を想像してみてください。
もし近くに彫刻刀があれば実際に試してみて欲しいんですけど、

三角刀も丸刀も一点で接していると思います。
まぁ木に対して完全に垂直に当てたら三角刀も丸刀も線になりますけど、

真っ直ぐに彫りたい時にそういう当て方はしないですからね。
でも印刀は刃の幅の長さの線で接する事もできるわけです。
なので印刀で線を彫る時に刃がどれだけ木に触れているかが大事になります。

刃が木に触れている部分が多い状態だと、下描きも見える範囲が狭くなるので

ちゃんと下描きの上を彫れているのかも確認しづらくなります。

その状態で下描きから外れて斜めに刃を入れると、

それだけ斜めに入る距離も多いというわけ。
じゃあどうしたら良いのか。

わかります?(*^_^*)
長くなるのでこの続きは来週に書きますね!
ちょっと考えてみてください(*^^)v
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φ 編集後記 φ

そろそろ本格的に宇部空港でのイベントの準備に入らないとまずい・・。
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