木彫り初心者の方に僕がよくお伝えすること。
先入観。
思い込み。
子供よりもたくさんの経験がある大人の方がこの2つは強くなっちゃうんです(*^。^*)
なので、
新しいことを知った時も、
今での経験から自分なりの答えを引っ張り出してきて、
「きっと私の考えの方が・・・」
そうやって先入観とか思い込みが邪魔をして
正しい知識とか技術が入って来ないということがよくあります(^-^;
僕が木彫り教室でも通信講座でもよく生徒さんにお伝えすることとして
彫刻刀の切れ味があります(*^_^*)
「彫刻刀は切れてますか?」
「切れ味落ちていませんか?」
生徒さんの様子からそんな風にお声がけさせてもらうことも多いですし、
ひどい場合は彫られている木の状態を見ただけで
「これは切れ味が良くないので研ぎ直した方が良いです」
って言います(笑)
明らかに切れ味が良くないってわかる場合は、
もうすぐにでも研ぎ直しをさせてもらったりするわけですが、
ちょっと見ただけだとわからない場合もあるわけです。
木彫り教室の場合は生徒さんが使っている彫刻刀を僕が使ってみたりして判断するんですけど、
木彫り通信講座になるとそういうわけにもいきませんからね(笑)
なので生徒さんが彫られた木などを見てもわからない場合、
どうしても生徒さんの感覚次第になりがち・・。
だからこそ気になるときは積極的に切れ味のことを言うことがあります(*^_^*)
でもそういう時の僕の感覚ってけっこう当たってたりします(*^-^*)
そうやって木彫り通信講座の生徒さんにも彫刻刀の切れ味に関してお伝えしていたら
こんな感想を頂きました(*^_^*)
今回は、初っぱなから切れ味に泣かされ。
切れ味の大事さを痛感しました。
何度も先生が言う意味がわかりました。(´TωT`)
あと、彫るというより削るという感覚も自分で思っていたよりも「こんなに先を使うんだ!」って学習しました。(*ov.v)o
印刀も一番苦手だったんですがだいぶコツが掴めてきたので好きになりかけているのでぜひリベンジさせてください。
研ぎ依頼をせずに新しい課題をスタートさせると、
彫刻刀の状態によっては最初から切れ味が良くないということになるわけです。
でも切れ味が落ちていることに気づけない生徒さんは、
僕が「切れ味が落ちていませんか?」って聞いても、
まだ大丈夫。まだ切れる。
そう思い込んでいるので、彫りづらさは感じるけどそれが切れ味が原因だと思わずに
そのまま彫り進めてしまうんです。
それでも騙されたと思ってというか、
僕が言うからっていう理由で試しに研ぎ依頼をしてみるとわかるんです(*^_^*)
「めちゃくちゃ切れ味落ちてたんだ・・・」
「研ぎ依頼して帰ってきた彫刻刀、めちゃくちゃ彫りやすい!(>_<)」
「なんでもっと早く研ぎ依頼しなかったんだろう・・・」
こうやって気づくのが遅くなったとしても、
気付けたことはすごく大きいと思います!(*^_^*)
だって木彫り初心者の方が独学でやってたら、
切れ味が落ちてることを教えてくれる人は誰も居ませんからね( ;∀;)
こうやって木彫り初心者の時は切れ味の良し悪しに気づけないので、
教えてもらうっていうことが本当に大きな差になるわけです!
彫刻刀の切れ味が悪い状態と良い状態の両方を、
繰り返し体感していくことで、
徐々に切れ味が落ちていることに気づくスピードが上がっていきます(*^-^*)
そしてある程度は自分で気づけるようになって来れば、
もう誰かに指摘してもらわなくても大丈夫(*^^)v
でもそこまで辿り着いていないのに、
木彫りを独学で続けて行くと、
いつまで経っても彫刻刀の切れ味が落ちていることに気づけなかったりします(^-^;
これはもう間違いない事実なんですが、
木彫りは彫刻刀の切れ味が良くないと楽しくないです(笑)
木彫り大好きな僕でもやっぱり切れ味が良くないと楽しくないです(笑)
これって裏を返せば、
彫刻刀の切れ味が良い状態で彫れると本当に楽しいっていうこと!^m^
だから木彫り初心者の方に知って欲しいこと、
体感して欲しいことがいーっぱいあるんです(*^_^*)
木彫りやってみたい!
という方はもちろん、
木彫りやってみたけど上手くいってない・・。
という方も、
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