台直し鉋の調整法を実践してみた。
鉋(かんな)って大好きな道具の1つなんですけど、
調整するのが難しい(>_<)
これも一生かけて技術を磨いていくものだと思うんですけど、
先日手に入れた台直し鉋を調整してみたので載せておきます(*^_^*)
手に入れたのは古い台直し鉋で、こんな感じです。
いかにもって感じでしょ(*^_^*)
見た目から古そうなのがよくわかる。
どこを調整するのかって言うと底の部分。
まずは底を平らにするためにペーパーにすりすり。
調整前の形状にもよりますけど、理想の形状からかけ離れてる事もあるのでそういう時はまず全体を平らにしちゃいましょう(*^^)v
あ、ちなみに理想の形状っていうのはこんな感じです。
上側が完全な平らな状態で、刃の位置の前後をわずかに凹ませる形にしたのが下側の図。
どのくらいの隙間を作るのかって言うと
コピー用紙が入るくらいですね。
台直し鉋に関してはこの隙間を作らなくても良いという人も居るみたいですけど、
通常の鉋でもこういう隙間は作るので僕は台直し鉋でも隙間を作りました(*^_^*)
じゃあこの隙間ってどうやって作るのか。
鉋の下端の隙間を作るための道具が台直し鉋。
じゃあその台直し鉋の下端の隙間を作る時はどうするのか。
理想を言えば台直し鉋の調整をするための台直し鉋があると良いと思います(笑)
「でも始めて台直し鉋を手に入れた場合はどうしたら良いの?」ってなりますよね(^_^;)
僕がオススメする方法は
他の刃物を使って直しちゃう方法(*^^)v
ちなみにこれはこの台直し鉋の刃です(笑)
刃の幅はある程度あった方が良いですね。
だいたい30mm以上はないと表面が整いにくいです。
隙間の空き具合を確認する場合は鉋台の下端に差金など真っ直ぐな物を当てた状態で明るい方を向くと確認出来ます。
隙間から光が漏れてくるのでその光の感じで隙間の状態を確認します。
ちなみに差金などを当てる位置はこうです!
差金を当てる確度を変えて確認するわけですけど、
最初っから完璧を目指すと気持ちが折れるかもしれないのでご注意を(笑)
刃物で少し削っては隙間の具合を確認するっていうのを繰り返すわけですが、
初めて調整される時は80%くらいを目指されると良いかなと思います(*^_^*)
完璧に出来てないと鉋が使えないわけじゃありませんからね(*^^)v
何にしてもストレスを感じるよりも楽しいと思える範囲で続ける事が大事です(^○^)
でも使えるようになるとめちゃくちゃ嬉しいし楽しいんですよね!^m^