彫刻刀を研ぐ時に刃を安定させる方法
こんばんは。
木彫り作家の大二郎です!
昨日と今日、二日間にわたって木彫りと家具のコラボ展を開催しました!
今これを書いているのは26日の夜。
今日27日がどうだったのかはまだわかってませんが、
かなりお客さんが来るという情報があるので賑わったはずです(笑)
さて、今日は何を書こうかな~と迷ったんですけど、
最近は彫刻刀の研ぎ方に関しての質問が複数ありましたので
研ぎ方に関して書きますね(*^_^*)
彫刻刀を研ぐっていうのは木彫りをする上で絶対に必要かと聞かれれば、
そうではない。
というのが僕の答えというか考えです。
もちろん自分で彫刻刀を研いで使う。
これが理想の姿だと思いますし、より道具にも愛着が湧きます。
でも研ぐのって人によってはかなり難しい事だったりするんですよ。
研げるようになるまでの期間も個人差があるので
やってみないとわからないと言えばそうなんですけどね(^_^;)
ただ個人差があると言っても
研ぎの基本を知っているのと知らないのとでは上達も差が出ます。
はじめに苦戦するのが刃を固定する事。
刃の角度を一定に保てないと上手く研げませんからね。
そういう人にまず試して欲しいのが
研ぐ時の距離を短くする事。
例えば20cmくらいある砥石の端から端までを使って研いでいる場合と
砥石の一部だけを使って研ぐ場合は安定感が違います。
長い距離を動かすと体がその分動くので形が崩れるんですね。
なので始めのうちは2cmくらいの距離を前後させるように研いでみる。
こういう短い距離だと体の形や手の角度がブレにくいですからね!
ちょっと意識を変えるだけでグンと上手くなるのが研ぎだったりします。
試してみてくださいね!(*^_^*)
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φ 編集後記 φ
先月まで連載していた山口新聞の「東流西流」のコラム。
これのお礼にと図書カードが届きました!
全く期待していなかっただけにこういうサプライズは嬉しいですね!
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