迎春!2019年は今まで以上に木彫り作品の質を高めていきます!
あけましておめでとうございます!
2019年の年明けを無事に迎える事が出来ました。
みなさんはお正月をどんな風にお迎えでしょうか。
我が家は実家へと帰省して・・・ません(笑)
帰省の予定だったんですが、家族が体調を崩しているので自宅療養中です。
まぁだいぶ回復しているので大丈夫なんですが、
念のために帰省はやめました。
そんないつもとちょっと違う年明けを迎えたわけですが、
2019年はどんな年にしようか、今時代の流れはどうなっているんだろうかと考えてます。
まずは木彫家として自分なりにやりたいこと。
それはスキルアップを中心に新たな可能性を探っていこうと思ってます。
具体的に言うと、
今までと同じように癒しというテーマを変えるわけではないのですが、
ある事に特化した作風を模索してみようと思ってます。
その為に必要な学びになりそうなのがデッサン。
絵が苦手な僕。
木彫家としてクリエイティブな分野を本業としていく以上、
絵が苦手だと言い続けるのは問題がある(笑)
そもそもダメだと思うんですよ。
そこでデッサンを学ぶことで新たな境地を見出せたらと思ってます!
学んでみないとわかりませんけどね。
すでに決まっているイベントもあるんですけど、
今年はイベントへの出展をかなり減らす予定です。
昨年もだいぶ断りましたけどね。
更に断ることになりますが、調整して木彫り作品の制作時間を確保したい。
そしてこれはまだ決めてませんが、
何か作品展への出品が出来たらと考え中。
身近なのは地元防府市の市美展。
少し上を意識すれば山口県美展。
これに関しては情報を入れながら検討していくつもり。
オーダーもいくつか頂いているので様子を見て決めたいと思います!
木彫家の大二郎としてはこういう動き方をしていく1年間を考えてますが、
時代の流れで最近気になる事がある。
それは自分の利益ばかりを追求する人が多いっていうこと。
そしてその事実に気づかずに本来の価値より低いものを手にしてしまっている人が多いっていうこと。
最近知った情報の1つとして蜂蜜があります。
世の中のミツバチは減少傾向にあるらしいんです。
その原因は詳しくは知りませんけど、減ってるらしい。
でも!
何故か蜂蜜の収穫量は増えている。
矛盾してますよね。
ここに何が隠れているのかっていうと、
「ばれなきゃイイ」
っていう自分の利益だけを考える人たちの存在。
きっと世の中には知られていない事、
知られるとまずいことが山のようにあると思うんです。
それをしっかり世の中に出していける人がどれだけいるか。
外国はわかりませんが、
少なくとも日本は安いものが良い、安いものを求める傾向が強くなってる。
安くすれば売れる。
提供する側がそういう日本の特性を利用しているわけです。
だから無理が生じる。
どうやったら安くできるか、そんな事ばかりを追求してしまうんですよね。
要するに手を抜くわけです。
結果的に安くなった商品を僕ら消費者が好んで買い始めるとどうなるか。
当然ながら売れなくなった「本当に良いもの」がなくなってく。
結果的に消費者が安いものばかりを求める事で
自らの首を絞めていくっていう悪循環。
安すぎる物はアヤシイ。
高いものは安心で良いものだ。
そういう認識をもっと増やしていく必要があると思うんです。
安さに飛びついて結果的に損をしたっていう経験がありませんか?
あなたが選んだものが世の中には残っていくわけです。
もちろんあなた一人だけじゃなく、多くの人が選んだものが残っていく。
でもその1票はあなたにある。
どうしてこれは安いのか。
どうしてこれは高いのか。
ちょっと立ち止まって考えてみる事がこれからすごく大切になってくると僕は思ってます。
日本には良いものがたくさんある!
そういう国にしていきましょうよ!
その為には1人1人が良いものを選んでいくこと。
そして消費者でありながら僕は提供側でもあるので
安さばかりを追求するのではなく、値段相応か値段以上に価値のあるものを生み出していきたい。
安くする事を追求し始めたらそれは続かない。
これから僕が何年、何十年生きられるかわかりませんけど、
仮に50年先も木彫家として生きていく為には、安くする事を考えるよりも木の良さを最大限に活かして価値のあるものを作ってくことが大切だと思うんです。
今でも木の良さや癒しを感じて下さった方は、安くなくても手にしてくださる。
でも反対に安さを求めてる方は手にされません。
「安くないけど、これは良い!」
こんな時代だからこそ、そんな風に感じて頂ける作品作りを続けていきたいと思います!
時代に流されるんじゃなくて、
時代の先を読んで、本当に今必要な事は何かを考えて生きていきましょう!
世の中は機械が人々の仕事を担い始めています。
これから人々が本当に求めて行くのは量産の時代ではなく、
個々の人としての本質と信頼の時代がやってきます。
だからこそ僕は真心と思いやりを持って木彫家として成長し続けたい。
僕にしか出来ない仕事を追求すること!
2019年は成長の年にしてきます!
どうぞよろしくお願い致します!