【生徒さんの作品】木と彫刻刀の関係性。
木彫りをする事は木と向き合う事。
これって結局自分自身と向き合う事にも繋がるんです。
瞑想のようなひとときは心の底にある思いも表現してくれる。
木彫り入門通信講座web「D.Family」の生徒さんが初級クラス1つ目の作品を完成させました!
良い感じで彫られてますね!
この幾何学模様とサークルのコースターの彫り始めから完成までをサポートさせてもらって感じたことがあります。
それは、
この生徒さんは木に対する彫刻刀の入れ方がちょうどいい。
要するに力の入れ加減が良いと思うんです。
男性よりも女性の方が無理な力が入りにくいから繊細な作業に向くとも言われますが、この方は男性でありながらそういう感覚を持たれてるのかなと。
木彫りをするっていう事はすっごい集中力が必要になります。
木目をよく見て彫刻刀を入れる。
どういう角度で彫刻刀を入れていくのかが大事。
この感覚はなかなかすぐには身に付きませんが、繰り返し彫る事で確実に掴めます!
今回幾何学模様とサークルのコースターを完成させた生徒さんはそういう力加減を捉える感覚が優れてるんでしょうね。
これは才能。
ただ努力で誰もが手に入れられる感覚でもありますけどね!
こういう事も彫る事で見えてくるんです。
自分自身を見つめる事が出来るのも木彫りの魅力。