開店祝い!木彫りふくろうがみんなの思いで形になりました!
あなたは伝えたい思いをしっかり届けられていますか?
少しでも良いものを贈りたい。
大切な人へ大切な時に、思いを込めて贈りものをしたい。
そういう時って既製品だとその思いが伝わらない事があると思うんです。
どれだけ有名なお店とか大きなデパートで購入した物でも、
同じ物が存在してしまうとその思いは埋もれてしまう。
そういう時こそオーダーメイドがオススメ!
今回オーダー頂いた木彫りのふくろうにはお客様のお祝いの気持ちがたっぷりと込められてます!
お店を開店させた従姉妹の家族。
そのお店が繁盛するように、縁起物でもあるふくろうの置物を作って欲しいとご依頼頂きました。
しかも木彫家の大二郎がデザインする可愛い感じが良いからとデザインはお任せ。
唯一の希望は店名の「三六〇」を入れる事。
そんなお客様の思いを受けて、任せてもらえる喜びいっぱいでデザインを描き始めたんですが、
いつもの事ながらすぐには描けず。
描いては消して、描いては消して、
ノートに少しずつシワが増えていく(笑)
そんな感じで何度も何度も修正を繰り返して、ようやく形が見えてきた。
そこでお客様にデザイン案を見せて、微調整を加えて仕上げていく。
この時点でかなり時間はかかってますが、
まだデザインが出来ただけ(笑)
木を彫っていくのはこれからですからね!
下描きの通りになるようにノコギリや鑿(のみ)を使ってどんどん彫っていく。
少しずつ細かい部分が見えてきましたね!
彫り跡を少しずつ消していくように、
全体の形を整えながら更に細かい部分を出していく。
細かい部分、堅い木を彫る時はこの剣先タイプの彫刻刀が適役。
少しずつ、少しずつ。
お客様の思いを感じながら丁寧に彫り出していく。
良い感じに仕上がってきた。
お店の名前である「三六〇」を土台部分に。
このお店のロゴも出来るだけ忠実に再現。
ハンバーガー屋さんだけあって三の文字がハンバーガー!
しかも1番上にはゴマ。
めちゃくちゃ細かかったけど可能な限り再現させて頂きました。
表面の彫り跡を少しでも小さく。
彫刻刀をしっかり研いで少しずつ彫る。
これを何度も繰り返しながら仕上げて、
最後は目に墨を入れていく。
ちょっとでもはみ出たらアウトという緊張の一瞬。
この瞬間、本当にこの目を入れた瞬間に命を感じる。
じーっと見つめる瞳が愛らしい。
最後はワックスを塗って仕上げ。
完成となりました!
ケヤキの木を使った大二郎オリジナルデザインのふくろう。
実はこの「ふくろう」っていう文字にある秘密が隠れてるんですけど気づきました?
気付いた方はぜひコメントか大二郎宛てにメールをください。
正解しても何も用意してませんが~(笑)
時間が掛かるもの作りが木彫りですが、
僕はそこが好きだったりします。
時間を掛けるからこそ込められる思いがあると思うんです。
彫り跡がなくなるくらいまで丁寧に彫る。
だからこそ生まれる木とは思えない柔らかい質感。
写真からもある程度は伝わってると思うんですけど、
実際に生で見るとやっぱり違いますからね!
お客様の思いを受け取って、その思いをたっぷり詰め込んだ木彫りのふくろう。
ハンバーガー屋さんのオーナーでもある従姉妹の旦那さんにこのふくろうを渡した瞬間。
こんなにも素敵な笑顔になったそうです!
良い写真ですよね~!
こんな素敵な笑顔になれるのはこのふくろうにたくさんの思いが詰まってるからだと思うんです。
みんなの「おめでとう!」っていう気持ちがカタチになった木彫りふくろうの置物。
オーダーメイドだからこそ宿る感情。
この木彫りふくろうの置物がそこにある事でみんなが笑顔になれる温かい空間になる。
ぜひお店にこのふくろうに会いに行ってくださいね!
そして美味しいハンバーガーもぜひ!
この縁起物でもある木彫りふくろうがお店に福を運んで来てくれるよう僕も遠く山口県から応援しています!
ハンバーガー屋さん「三六〇」
場所は大阪!
大阪府堺市西区浜寺公園町3-259-5
浜寺公園駅から徒歩3分らしいです。
オーダー頂いたOさん。
素敵な思いを共有できたことに感謝します。
ありがとうございました!!